国産の使い捨てのマスクをレビュー。今回は興和(コーワ)の「三次元マスク ふつうMサイズ ホワイト」です。
基本スペック
- 名称:三次元マスク ふつうMサイズ ホワイト
- 製造国:日本
- 素材:(本体・フィルター部)ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル(耳ひも部)ポリエステル、ポリウレタン(ノーズフフィッター)ポリエチレン
- 本体構造:4枚構造
- サイズ:175mm×90mm
- 枚数:7枚
- 販売者:興和株式会社
- 全国マスク工業会:会員
- フィルター捕集率効率試験
- BFE試験(約3μmの細菌を含む粒子) :99%カット
- VFE試験(約0.1μm~5.0μmのウイルスを含む粒子):99%カット
- PFE試験(約0.1μmサイズの粒子)99%カット
- 花粉捕集効率試験:不明
- 測定:ネルソン研究所(アメリカ)
特殊機能
- 天然カテキン由来抗菌フィルター
- ふんわり耳ひも
- フォグブロックフィルム
レビュー
キューピーコーワやコルゲンコーワでおなじみの興和による国産マスク。三次元マスクというネーミングはなかなか上手いのではないでしょうか。使い捨てマスク界では、三次元マスクと、ユニ・チャームの超立体マスクが2トップのブランドという感じがします。
横縦のサイズはパッケージ裏面の表示通り約175mm×90mmです。
マスクが立体的に顔に沿うように接着のラインが微妙な曲線で作られているなど、かなり凝った作りになっています。
耳ひもの長さは約13cm。耳ひもはパイル地風の太目の素材で出来ており、かなり柔らかい感触です。単体であまり見ない素材のような気がするので、手作り用の材料にするのもいいかもしれません。
内側の鼻部分には、鼻あてのような不織布(フォグブロックフィルム)が付いており、呼気の上昇を防いで眼鏡のくもりをブロックしてくれます。また、鼻あて部分に1枚挟んであることで、つけ心地が良くなっています。
内側本体はふんわりとしていて肌触りはいいのですが、そのふんわり感のせいで、息を吸ったときに内側の1枚が口に張り付きやすく、呼吸はかなりしにくいマスクだと感じます。
パッケージも取り出しやすく衛生的な表面シール方式になっており、さながら使い捨てマスク界のハイエンド機といったところではないでしょうか。
本体は4層フィルターになっており全体的に頑丈な作りです。衛生的な問題は置いておいて、数回使うことができそうです。若干毛羽立ちやすいです。
4層かつフォグブロックフィルムなどが付いている分、マスク全体がやや重い感じはします。また、全体的にふわふわしているため、若干暑く、夏や運動量が多いときにはあまり向かないマスクだと思います。とはいえ、入手しやすい使い捨てマスクの中では、機能面ではトップクラスに充実しているマスクなので冬などにはオススメだと思います。
評価
主観による5段階評価(着用者の顔の形状などにより変わります。)
顔部分の肌ざわり ★★★★☆ 4/5
耳ひものつけ心地 ★★★★★ 5/5
マスクの耐久性 ★★★★☆ 4/5
呼吸のしやすさ ★★☆☆☆ 2/5
全体のフィット感 ★★★☆☆ 3/5
総合評価 ★★★★☆ 4/5
バリエーション展開
三次元マスク シリーズ
- 三次元マスク ふつう 7枚入り(色:ホワイト 大きさ175mm)
- 三次元マスク ふつう 5枚入り(色:ホワイト 大きさ175mm)
- 三次元マスク 小さめ 7枚入り(色:ベビーピンク 大きさ145mm)
- 三次元マスク 小さめ 5枚入り(色:ベビーピンク 大きさ145mm)
コメント