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赤軸後継機のCorsair K95 RGB PLATINUM MX Speed
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茶軸後継機のCorsair K95 RGB PLATINUM MX Brown
買うまでのあらすじ
PCのキーボードの調子が悪いので、買い換えました。条件としては下記のようなもので検討していました。
- フルサイズ
- 日本語配列
- メカニカルキー(Cherry赤軸か同等)
- Nキーロールオーバー
- ゴテゴテしてないベーシックなデザインのもの
- マクロキーがあったら良い
- メディアキーは無くても良い
- イルミネーションは無くても良い
- 1万5000円以内程度
今回購入を検討するにあたって、以下のキーボード等を候補として考えていました。
候補1:Logicool G910
Logicool G910
独特のキー形状とデザインがいまいち、後継のG910Rはちょっと高い
候補2:Razer BlackWidow Ultimate Stealth 2016 JP
Razer BlackWidow Ultimate Stealth 2016 JP
マクロキーが無い、打鍵感がいまいち。
候補3:Corsair K70 RGB RAPIDFIRE Cherry MX Speed RGB
Corsair K70 RGB RAPIDFIRE Cherry MX Speed RGB
マクロキーが無い(全キーマクロ可能)、ちょっとお高い
結局、トップ画像にあるCorsair K95 RGBの赤軸を購入しました。このキーボード、発売当初の店頭価格は3万2000円前後と、最近のキーボードとしてはかなり高価でしたが、バージョンアップ機種となるK95 RGB PLATINUMが発表されたタイミングで大分安く買えました。
ちなみに、Corsairは代理店がアスクとリンクスのものがあり、購入時の表記は「KB334 CH-9000220-JP」となっていたので、アスクの方かと思ったのですが、リンクス扱いのものでした。どちらでもいいのですが。
参考
K95 RGBシリーズ 製品情報 CORSAIR ゲーミングデバイス キーボード | 株式会社アスク
http://www.ask-corp.jp/products/corsair/gaming/keyboard/k95-rgb.html
K95 RGB | コンピュータ関連製品の代理店事業 l 株式会社リンクスインターナショナル https://www.links.co.jp/item/k95-rgb/
アスク、Corsairと国内販売代理店契約を締結 - PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/709845.html
内容物など
パッケージの写真は英語配列。中身は日本語配列なので安心。
いろいろと説明が英露中日韓で書いてあります。
内箱をあけたところ。とても簡素で好感が持てるが、定価を考えると高級キーボードらしくもう少しゴージャスであってほしい気もする。
内容物は本体、パームレスト、超簡単なマニュアル(非日本語)と保証ガイド(非日本語)のみ。潔い。
USB接続のみで給電のため2本接続が必要(USB3.0だと1本で良い?)。ケーブルは極太極硬。
操作性、デザインなど
キーキャップは乳白色プラを黒で塗装してあるだけなので、いたって普通です。キーそのものに高級感は無いです。
フレーム部分のヘアライン加工の黒アルミは質感がとても良いです。冬は触るととても冷たい。夏は気持ちいい。
打鍵感は普通の赤軸と同じですが、底打った際の反響音が他より少し大きい気がします。アルミフレームだから?
ESCの上のMRボタンは、Macro Recordボタンのようです。一回押すと記録が始まってもう一回押すと記録終了のようです。が、どこにもそんな説明はありませんでした。後述のCUEを含めて、手探りを楽しめる人向けのキーボードだと思います。
メディアキーはとても反応が良いです。特にボリュームアップダウンのローラーはいい塩梅です。
このロゴ、ブランド名変更も絡んで、
Vengeance Gaming(海賊船の帆ロゴ)→Corsair Gaming(サーベルがクロスしたロゴ)→Corsair Gaming(海賊船の帆ロゴ)と、2度も変更していて、迷走振りがうかがえます。
本体とはネジで連結する形式で、しっかり作られています。ここら辺のつくりはとても良いと思います。
個人的にイルミネーション機能はあまり興味が無いので、OFFか単色発光で使っています。
LEDはきれいですが、輝度はそんなに高くないと思います。
また、キートップの上側しか光が当たらないので、「かな」や「Caps Lock」の「Lock」部分など、キーの下側はほとんど光りません。気になる人は気になるかもしれません。
部屋が明るい状態(一般的な家庭の蛍光灯)でもしっかりとイルミネーションは光って見えます。
かつてはバグが多いようで評判の悪かったCUEですが、ものすごい勢いでバージョンアップをしており、少なくともうちの環境では安定して使えています。 大してユーザーがいなさそうな日本市場にも関わらず、ほぼ全部日本語化されており、力の入れようを感じます。
また、プリセットが登録されていたり、ユーザー作成のプロファイルのダウンロードなども出来るようになっているので、普通に使う分には問題ないと感じました。マクロ部分はまだそんなに使い込んでいませんが、特に難しくないように思います。基本的にマニュアル的なものは無い(?)っぽいのでさわって試すのが良いようです。
ちなみに、ロック画面、スタンバイ状態などCUEが起動していない状態では単体発光のみ可能で、色が変化するイルミネーションはできないようです。ロック状態などのほうこそカラフルにしたかったので残念なポイント。Windowsのシステム制御的に難しいのかもしれません。
英語ですが、公式フォーラムは活発に質問と回答や開発のフィードバックが投稿されていて参考になります。
Corsair Utility Engine (CUE) - The Corsair User Forums
http://forum.corsair.com/v3/forumdisplay.php?f=267
主観的なまとめ
【良い点】
シックなデザイン
CUEのマクロとイルミ制御が無駄に強力(でもほとんどのイルミ機能は個人的には無駄だった)
LEDの発色が綺麗
筐体やパーツがしっかりしている
【悪い点】
でかい
ほかに比べて底打ち音が大きい(気がする)
LEDはキートップの上半分くらいしか光らない
ケーブルがぶっとい
定価(発売当初の価格)が高い
【勘違いされやすそうな点】
ハードウェアマクロ(オンボードプロファイル)ではない
CUEが起動していない状態(ロック画面、スタンバイ状態など)だと複雑なイルミネーションやマクロは動かない(単色イルミは可能)
CUE自体は(初期は不安定だったらしいが)現在は不安定ではないし、プリセットもあるので普通に使う分には問題ない
総評
ゲーミングキーボードといわれるジャンルの中では、珍しくシックで高級感のあるデザインで作りも比較的しっかりしているので、良いものだと思います。ただし定価は高いと思いました。イルミ機能を省いた廉価版があったらいいのになと思います。
追記:Corsair K95 RGBと後継のK95 RGB PLATINUMの違い
レビューのCorsair K95 RGBは終売となり、後継はK95 RGB PLATINUMとなっています。基本的な性能などはほぼ同じで使用感は変わらないと思われるため、今回のレビューで紹介した通りK95 RGB PLATINUMもオススメですが、主に下記の変更点があります。
- 赤軸がMX Speed(銀軸)に変更
- 左端のマクロキー(Gキー)が18⇒6に減少
- マクロキー減少に伴いサイズ・重量縮小
- ハードウェアマクロ(オンボードプロファイル) に対応(簡易的なもののみ?)
- 縁にRGBカラーバー追加
- キートップのフォント変更
- マクロキーやスペースキーなどのキートップのデザイン変更
- メディアキーの形状変更
- プロファイルキー、明るさキー、winlockキーの変更
- CORSAIRロゴ部などのフレームデザイン変更
- パームレストの材質が変更されリバーシブルに
- ーボード背面にパススルーUSBポート追加
- 裏面デザインの変更されケーブル用の溝が追加
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